札幌花き地方卸売市場は、国・道の卸売市場整備計画に基づいて、市内に分散していた3つの花き卸売市場を移転統合し、新たに札幌流通圏を中心にした拠点市場として、昭和56年4月に開設いたしました。
-昭和55年度地方卸売市場施設整備事業-
その後、取扱量が順調に増え、卸売場をはじめとする諸施設が狭あいとなったため、施設の増設が計画、実施され、昭和62年11月に増設施設が完成いたしました。
-昭和62年度地方卸売市場施設整備事業-
また、62年の増設後も予想を上回る勢いで取扱量が伸び、市場施設が狭あいとなり、加えて、今後も札幌市および周辺地域の人口の増加、個人消費の伸びが見込まれ、さらに稲作転換等による生産増、輸入花きの増加も見込まれることなどから、狭あい化を解消して、その後の円滑な花き流通を確保するため、再度、増設が計画され、平成4年11月に増設市場施設が完成いたしました。
-平成4年度地方卸売市場施設整備事業-
平成12年11月からは手狭であった、切花棟の仲卸売場の増設、改修工事に着手、平成14年4月には、一連の工事がしゅん工、現在の施設規模になっています。
花き園芸品は、市民の日常生活に欠かせないものですが、この市場は、札幌市を中心とした周辺地域の消費者に、新鮮かつ豊富でしかも安定した価格により供給し、道内の花き市場流通の5割以上扱うなど、中核的役割を担っており、平成13年度策定の第7次北海道卸売市場整備計画において、北海道の中核的拠点市場として位置付けられております。 |
この市場の開設者(株式会社札幌花き地方卸売市場)は、適正な取引の推進等の観点から札幌市も出資した株式会社です。これは、地方公共団体と民間とが一体となり、それぞれの責任と権限を分担し経済性、能率性を追及していこうとするもので第3セクター方式と呼ばれています。 開設者について>> |