毎年11月頃、札幌花き地方卸売市場で、道内の鉢花生産者の出品作品(約160点)を対象にした審査会が行われます。 また、道内園芸店関係者の鉢花アレンジ・ラッピング作品(約50点)のコンテストも行われます。 花き学術専門家、業界専門家、小売業者、消費者、生産者を含む審査員により審査方法等の打合せが行われます。 |
伊達、札幌、壮瞥、北広島、七飯、旭川、新篠津、千歳、早来、栗山など、道内市町村の生産者の方々から多数出品されます。 シクラメンやポインセチア、コチョウランやプリムラ類、クリスマスローズやベコニア類、その他草花類など、色とりどりの鉢花が出品され審査が行われます。 また、道内の園芸店からは美しく着飾った鉢花アレンジやラッピング約50点が出品されます。 |
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審査のポイントは、斉一度(そろい度)や商品性(ファッション性)を中心に、花、葉、茎の色沢、形、バランスが良く、もちろん病害虫等の兆候もなく、総合的に均衡がとれていて調和していることなどです。 所定の審査基準に基く審査員の得点を集計し、得点の多い順から入賞として、優秀作品26点を選出、また、優秀な鉢花アレンジやラッピング作品12点を選びます。 |
審査において、上位入賞の優秀作品の中から、総合的に最も優秀なものとして、農林水産大臣賞が決定します。 そのほか、農林水産省生産局長賞、北海道知事賞、札幌市長賞などが選ばれます。 |
また、その週の土日には、札幌花き地方卸売市場の鉢物棟で、園芸愛好市民を対象に、年に一度の展示即売会を開催し、品評会出品の鉢花を含む園芸鉢花を特別価格で販売しています。 期間中、来場者を対象にお楽しみ抽選会を行い、800名の方に鉢花、観葉植物、園芸資材等をプレゼントしております。 |
期間中は、来場市民を対象に、鉢花アレンジメントのデモンストレーションと無料講習会を開催、また、チャリティーオークションでは、せり取引を体験できます。 なお、その益金の一部は、毎年、(財)心の里親奨学会に寄付しております。 また、品評会の審査結果に基づき、毎年1月頃、北海道鉢花品評会表彰式が開催されます。 |